寺便り

第3回 京都の桜を見てきました

4月3日、京都に行ってきました。目的は龍谷ミュージアムで開催されていた特別展多田寺の秘仏を見学すること、桜はそのついでに、という気持ちです。
しかし、さすがに醍醐寺の桜、見事でした。残念ながら太閤桜は既に散っていましたが、他の桜が満開でした。
京都御所では左近の桜が散り気味、時の短さを表しており、あらためて左近の桜、右近の橘の意味を考えました。
ところで、御所の内裏では几帳の前に狛犬が置かれていました。高野山でも金剛三昧院宝蔵の前で狛犬を見ることができ、神社以外の狛犬、新たな発見です。
黒谷金戒光明寺では会津藩士の墓所にお参りしました。八重の桜ではありませんが、桜吹雪で辺り一面花びらが舞っていました。

特別展多田寺の秘仏